集中投資か、分散投資か

ネットトレード・ビジネスを株式で行う場合、資金を集中投資するのか、分散投資するのかは重要な問題です。

 

集中投資とは、投資資金を1銘柄または数銘柄に集中して投資するもので、当たれば大きなパフォーマンスがあがる手法です。

 

一方の、分散投資とは、「一つのかごに卵を盛るな㊟」の格言ごとく、投資資金を10~20銘柄に分けて投資するもので、比較的安定的なパフォーマンスがあがる手法です。

 

㊟かごを落としても、すべての卵が割れてしまうのを防ぐための知恵とされる。投資の世界では、分散投資を指す意味合いがある。

 

一般的に、有効な分散投資には1,000万円以上の投資資金が必要といわれ、そこに至るまではリスクを取って集中投資を行う戦略が有効であるといわれています。

 

例えば100万円を元手に投資を始めた場合には、集中投資をして成功した暁に、1,000万円程度の分散投資へと移行し、1億円までに資産を増大させるといった具合です。

 

■集中投資→分散投資移行型(一般論)

つまり、100万円→1,000万までの10倍局面(所要期間:2年)では集中投資を行い、

1,000万円→1億円(所要期間:8年)までの10倍局面では分散投資を行うのです。

 

同じ10倍に元手を増やす戦略でも、資金サイズによって採用する手法を変化させるべきことがお分かりになると思います。

 

しかしながら、私の持論としては、一般論の逆の方(急がば回れ)が、案外と運用結果は良好なのではないかと考えます。

 

なぜなら、多くの初心者投資家は、集中投資に失敗して、投資資金を大きく毀損させてしまうことが多いと思うからです。

 

初期の段階は、分散投資をして、投資についての経験と知識を蓄えながら、少しずつ成果を出して、慣れたころに集中投資を行う方が良好な結果が得られると考えるのです。

 

■分散投資→集中投資移行型(持論)

つまり、100万円→1,000万までの10倍局面(所要期間:7年)では分散投資を行い、

1,000万円→1億円までの10倍局面(所要期間:3年)では集中投資を行うのです。

 

例示の場合、ともに100万円→1億円に達するまでは同じ10年を要しますが、達成率は、先の理由から、後者の方法論のほうが高いのではないかと考えます。※所要期間はあくまでも仮定です。

 

もっとも、投資スタイルは個々の投資家が自己責任のもとで決めるべきものですから、最終的には自分自身で決定することになります。

 

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(税理士 橋本ひろあき)