アフィリエイト・ビジネスとは、ウェブサイトやブログなどで他社の商品やサービスを紹介して手数料を得るビジネスです。
アフィリエイトで見かける広告にはどんなものがあるでしょうか?
当事務所のブログをご覧になると分かりますが、記事下のバナー広告がそれに当たります。
また、新聞記事情報で張り付けているバナー広告もそれです。
当事務所はGoogle Adsenceとバリューコマースに参加しており、少額ですがアフィリエイト収入があります。
ただ、当事務所の場合はあくまで付随業務として行っており、本来は行う必要もないかも知れませんが、アフィリエイト・ビジネスを理解するには、自ら経験するのが一番だと考え実施しております。
また、広告の配置や見せ方によっては、ウェブサイトやブログを華やかに、また、賑やかに演出する効果もありますので、上手に取り入れることがサイトやブログの活気の向上にもつながると考えています。
そのためか、大手企業の企画サイトにはこの手の広告が多数張り付けられています。
(例:共通ポイントPonta[ポンタ]やコカ・コーラパークのサイトなど)
また、ネット検索をしてヒットするウェブサイトは、それを専門的に作成している業者があります。
そうした専門業者は、価値のある情報を提供する見返りに、広告収入やアフィリエイト収入を間接的(クリックや商品購入によって)に得ています。
専門情報ウェブサイトはユーザー目線で本格的に作られており、日々のアクセス数が数万程度もあり、相当な収益を上げていると推測されます。(法人格で行っている業者もあるほどです。)
多くの場合、アフィリエイト収益は、広告がクリックされるか、その広告を通じてネットユーザーが商品やサービスを実際に購入した成果で得られることになっています。
そのため、クリック率が0.〇%といわれる世界では、その基になるアクセス数がどれだけ集められるかが収益額に大きな影響を与えるのです。
そして、そのアクセスの獲得は、SEO対策を行いGoogleの検索結果に上位ヒットするか、業者自身が広告で集客を図ることが主になります。
前者では「良質な記事」が、後者では「広告費」が必要になります。
上位表示されるのは昨今では至難の技といえ、日々進化する検索アルゴリズムに対応していかなくてはなりません。
そのため、後発組はもう入り込む余地があまりないと言われますが、情報ニッチな分野に限っていえばまだまだ開拓の余地はあるのではないかと個人的には思います。
そして、ある分野において圧倒的なアクセスを集めることができるウェブサイトは、その成功報酬として高額な広告収入やアフィリエイト収入を得ることができるのです。
アフィリエイトビジネスの本質とは、ズバリ「情報仲介・情報通訳・情報提供ビジネス」だといえるでしょう。
会計・税務上の留意点としては、アフィリエイト収入の売上計上時期は、広告がクリックされた時、商品の販売時やダウンロード時のタイミング(収益実現主義)となります。
入金日、例えば60日後(現金主義)ではないので注意が必要です。
そのため決算間際の売上に関しては特に計上漏れがないように留意しなければなりません。