今日付けの朝日新聞で、基準地価の掲載がありました。
3大都市圏では住宅地価が6年ぶりに上昇したとのことです。
一方、地方においては、まだまだ下落傾向にあるようです。
私の住む山口県はどうかというと、住宅地・商業地ともに下落幅が縮小し、横ばい地点も5地点増えたとのことですがまだまだ下落傾向にあります。(21年連続の下落)
前年比:住宅地▼3.0%、商業地▼3.8%
※詳細は、下記のファイルでご覧いただけます。
個人的な見通しですが、人口減少県の地価が上昇するのは、かなり困難と考えます。
需給によって価格決定されるのが市場原理だからです。
ちなみに、私の住む宇部市の
商業地・価格トップ:中央町2-6-10 65,400円/㎡
住宅地・価格トップ:南小串2-10-29 45,500円/㎡
となっています。
基準地価の平均価格の全国順位も、住宅地で34位(平均価格2万6100円/㎡)・商業地で39位(平均価格4万7千円/㎡)にとどまっています。
ただ、考え方を変えれば、山口県は安い価格で土地が購入できるので、人が住みやすい、また企業が進出しやすい県ともいえます。
(税理士 橋本ひろあき)