あなただけの相続対策を創ろう

これまでに、相続に関する法制や税制について多くのことをみてきました。

 

とりわけ相続税の中心は、相続財産の財産評価であることがお分かりになったと思います。

 

そして、土地をはじめとして自社株なども上手に対策すれば、その評価額が引き下げられることもお分かりになったと思います。

 

こうした相続税の課税価格を構成する相続財産は人それぞれによって異なるため、どの財産から対策をはじめるのがよいのか、またどの財産を生前贈与するのがよいのかどうかは、個々人の財産状況や相続関係(相続人が誰なのか)によって変わってきます。

 

また、法制度や税制度も今後さらに改正される可能性もありますので、その時々で最善な対策のカタチも時の流れとともに変化するかもしれません。

 

このような中で、やはり最善な対策は、相続税が財産に対して課せられるものであるという本質から、その対象財産を質量ともに減少させておくことです。

具体的には、財産評価額の低減対策と特例措置の最大限の活用、そして大胆な生前贈与対策が胆となります。

 

文中にも述べたとおり、最近は金融機関(特に信託銀行や保険会社)から相続対策商品(信託商品や保険商品)が多く発売されています。

こうした商品も上手に利用しながら、信頼できる専門家と相談して、あなたにあったオーダーメイドの相続対策プランをぜひ創ってみてください。

 

そして、そのプランは早い時期から練れば練るほど、納得のゆくものが出来上がると思います。また早ければ途中で、よりフィットしたプランに変更することもできます。

 

一生に何度もない事象であるからこそ、最善の相続には周到な準備が求められるのです。

 

(税理士 橋本ひろあき)